絵が上手くなる練習方法|10分スケッチで形を取るコツ

    以前、絵の上達方法の1つとして
    10分スケッチのやり方全般を
    ご紹介しました。

    今回は、形を取る練習としての
    10分スケッチの方法を
    ご紹介したいと思います。

    最初は10分で形を取ることを
    目標にするといいですね。
    時間内に完成しなくても、
    形を観察して線を引く練習ができれば十分です。

    10分スケッチ全体については、
    こちらの記事も参考にしてください。
    絵が上手くなる方法の1つ。
    【10分スケッチ】で観察力を上げる!

    簡単な立体の形を練習する

    まずは、線を引いて
    形を取る練習をしてみましょう。
    今回は、影はつけません。

    長方形の箱の形と玉の形の練習を
    ご紹介します。

    用意するもの・鉛筆の持ち方

    用意するもの
紙(おけかきちょう)、2B鉛筆、プラスチック消しゴム

    ・Bか2Bの鉛筆
    Hなど薄い鉛筆だと
    硬くて少し描きにくいです。

    ・紙
    手元にある紙でOKです。

    ・モチーフ
    ティッシュの箱・丸い果物など
    身近にあるもので大丈夫。

    鉛筆を立てて持つ

    鉛筆を立てて持っている様子

    文字を書くときのように
    鉛筆を立てて持ちます。
    細かい部分を描いたり、
    はっきりした線を引いたりするときに
    向いています。

    鉛筆を寝かせて持つ

    鉛筆を寝かせて持つと、
    力を入れずに薄い線を引きやすくなります。

    鉛筆を寝かせて持っている様子

    また、芯から離れた位置を持つと、
    筆圧を調整しやすくなります。
    最初におおまかな形を描くときは、
    薄い線を引くことを
    意識してみるといいですよ。

    鉛筆の芯から遠い部分を持っている様子

    ティッシュの箱を描く

    右斜め上からティッシュの箱を見た写真

    ①あたりを取る

    ティッシュの箱を見ながら紙に鉛筆であたりを取って線を引いている様子
    あたりを取っている様子

    ※薄い線で、
    おおまかな形や大きさを描くことを
    『あたりを取る』といいます

    まずは箱全体の形をよく観察し、
    高さや幅を確認します。
    薄い線を何度か引きながら、
    おおまかな形を描いてみます。

    ティッシュの箱のあたりの線を引いた様子
    薄い線であたりを取って
    描いたティッシュの箱

    このとき、紙の中に収まるように
    大きさや位置を調整します。

    箱の向こう側にある
    見えていない線も
    意識して描いておくと、
    立体の形を把握しやすくなります。

    ② 輪郭を整える

    おおまかな形が取れたら
    正しいと思う線を選び、
    輪郭を整えていきます。

    ほかの線は消して、
    形を見やすくします。

    ティッシュの箱のスケッチの不要な線を消しゴムで消している様子
    要らない線を消しゴムで消す

    このとき、奥へ向かう線が
    不自然に外側へ広がっていないか
    チェックします。

    【左側の図】
    奥行の線がほぼ平行
    奥行きの線が
    ほぼ平行に見える例です。
    実際の箱では、奥へ向かう線は
    遠くにある消失点に向かって
    伸びます。
    ただし、消失点が遠い場合は、
    線がほぼ平行に見えることも
    あります。

    【真ん中の図】
    奥へ向かう線が狭まる
    奥へ向かう線が、
    左右それぞれの消失点に向かって
    伸びている例です。
    ただし、消失点が近すぎると、
    線の傾きが急になり、
    不自然に見えることがあります。
    自然な箱に見せるには、
    奥へ向かう線の傾きにも
    注意してください。

    【右側の図】
    奥へ向かう線が外側に広がる
    奥へ向かう線が
    外側に広がっているため、
    箱の形が不自然に見えます。
    また、線が曲がっていると、
    箱の形もゆがんで見えてしまいます。
    奥へ向かう線の方向を確認しながら、
    まっすぐな線を引けるように
    頑張りましょう。

    ③細かい部分を描く

    最後に、
    ティッシュの取り出し口など
    特徴的な部分を描き足して完成です。

    ティッシュの箱のスケッチの完成画
    ティッシュの箱のスケッチの完成

    かぼすを描く

    モチーフ「かぼす」の写真

    ①あたりを取る

    かぼすをよく観察し、
    全体の大きさや形を
    薄い線で描いてみます。

    紙の中で小さくなりすぎたり、
    端に寄りすぎたりしないように
    位置を調整します。

    薄い線で何度も円を描いている様子
    薄い線で何度も円を描く
    かぼすのヘタを簡単な形で描いている様子
    ヘタのあたりを取る

    円を描くのが苦手な場合は、
    まず四角形で大きさを決め、
    その中に収まるように丸みのある
    形を描く方法もあります。

    四角形を薄く描いたところ
    四角形を薄く描く
    四角形の中に納まるように円を薄く描いたところ
    四角形の中に納まるように円を薄く描く
    ヘタを単純な線で描いたところ
    ヘタを単純な線で描く
    不要な線を消しゴムで消している様子
    不要な線を消す

    ②輪郭を整える

    何度か引いた線の中から、
    形に合う線を選んで輪郭を整えます。
    不要な線を消して、
    かぼすらしい丸みや凹凸を
    表現します。

    鉛筆でかぼすの輪郭線を整えている様子
    かぼすの輪郭線を整えている様子
    かぼすの輪郭線を何度も引いた様子
    輪郭線を何度も引いた様子
    消しゴムでかぼすの不要な輪郭線を消している様子
    不要な線を消す

    ③完成

    かぼすのスケッチの完成画
    かぼすのスケッチの完成

    まとめ

    今回は、10分スケッチの続編として、
    形をとる練習をご紹介しました。

    デッサンのように影をつけず、
    形を取ることに集中するので
    短時間でも取り組めます。

    モチーフも、
    ティッシュの箱や果物など、
    身近にあるもので大丈夫です。

    最初から正確な形を描こうとせず、
    よく観察しながら、少しずつ
    輪郭を整えてみてください。

    気軽に、身近なものから
    練習してみてくださいね。

    それでは、また。

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