個展をしたいけど何から始めればいい?準備の流れ

    いつか個展を開いてみたいけれど、
    「何から始めればいいの?」と
    迷う人も多いかもしれません。

    今回は、
    私が実際に準備したときのメモや
    写真も交えながら、
    個展を開くまでの流れを紹介します。

    会場を探す

    まずは、会場探しから始めましょう。

    ■今ある作品を確認する

    手元にどんな作品が何枚あるかを
    確認しておくと、会場の広さや雰囲気、
    個展のテーマを決めやすくなります。

    個展用に、作品名・サイズ・額装の有無を一覧にして管理していました。

    ■個展の目的を決める

    なんのために個展をするのかを
    考えてみます。
    例えば、
    多くの人に見てもらいたいのか
    販売することも視野にいれるのか
    といった具合です。

    ■予算を決める

    場所代のほか額代などもかかるので
    合計額を見込んでおくと安心です。
    私の場合は、
    チラシやはがきの印刷代なども
    意外とかかりました。

    額縁は画材店や100円ショップなどを組み合わせ、予算に合わせて準備しました。

    ■条件に合う会場を探す

    作品確認、目的、予算が決まったら
    実際に会場探しをします。
    私は、ネットやタウン誌で探したほか、
    以前見に行ったグループ展の会場など
    元から知っていた場所もありました。

    条件に合いそうな会場が見つかったら、
    実際に見学して最終的に決めます。

    会場を決める

    会場の下調べのあと、申し込むまでの
    流れをみていきましょう。

    ■下見に行く

    予算内の会場をピックアップしたら
    住所を調べてその会場を見に行きましょう。
    実際にその場に行くと
    思ったのと違うということもあるので
    納得のいく場所を探すといいですね。
    できれば、他の作家さんが
    展示会を開いている期間中に行くと
    どんな雰囲気か
    分かりやすいかもしれません。

    下見に行った会場の1つです。

    ■条件を確認する


    確認ポイント

    • 会場の雰囲気
      作品の雰囲気に合う会場を選ぶと、
      展示全体がまとまって見えます。
    • 会場の広さと展示できる作品数
      作品数に対して広すぎたり
      狭すぎたりしないか
      確認します。
    • 料金
      会場代だけでなく、
      キャンセル料なども確認しておくと
      安心です。
    • 利用期間
      搬入はんにゅう(展示準備)と
      搬出はんしゅつ(作品の撤収)の時間も
      含めて、利用できる期間を
      確認します。
    • 人の出入りがあるか
      立地によって
      来場者数が変わることもあります。
    • 駐車場
      車で来る人が多い地域なら、
      駐車場の有無も大切です。
    • アクセス
      駅やバス停からの距離など、
      来場しやすさも確認しましょう。
    • 販売してもらえるか
      作品を販売する場合は、
      販売方法や手数料のほか、
      会場側で販売を代行してもらえるか
      確認しておきましょう。
    • スタッフの対応
      安心して相談しやすい雰囲気か
      どうかも大切です。
    • ピクチャーレール
      (絵を飾るためのレール)の有無、
      壁にくぎが打てるか
      展示方法に関わるので、
      自分の額装に合うか
      確認しておきましょう。

    会場探しから申し込みまでの流れは、
    こちらの記事で詳しく紹介しています。
    会場選びで私が重視した8つのポイントはこちら

    個展を開く場所はどう選ぶ?会場選びで私が重視した8つのポイント

    ■申し込む

    条件に合う気に入った会場を
    見つけたら、いよいよ申し込みします。
    担当者の方に、
    「ギャラリーの申し込みをしたい」と
    伝えましょう。
    申し込み用紙の注意事項をよく確認し
    住所や名前などを記入すれば
    申し込み完了です。

    展示申込書の例
    会場によって申込書の様式は異なりますが、
    住所や氏名、利用希望日などを
    記入して申し込みます。

    準備する

    ■作品を制作・額装する

    搬入日までに間に合うように
    作品の制作と額装にとりかかります。
    期日があるので、
    計画的に進めることが大切です。

    また、額縁も画材店や額縁店で
    揃えるほか、予算に応じて
    中古額やダイソー額縁を使って
    DIYすることも考えられます。

    ■展示に必要なものを準備する

    展示には作品、額縁のほかにも
    準備するものがあります。

    • チラシ
      開催日時や場所を案内するために
      用意します。
    • 名刺
      ブログやSNSのQRコードを
      載せておくと便利です。
    • キャプション
      作品名や作品サイズなどを
      記載します。
    • 芳名帳ほうめいちょう
      来場者に名前や感想を
      書いてもらいます。
    • その他展示に必要な道具
      ミニイーゼルなど
      展示方法に合わせて準備します。
    • 値札(販売する場合)
      作品名や価格を表示します。

    開催する

    個展会場に展示したパステル画の様子

    準備が終わったら、
    いよいよ個展当日です。

    搬入はんにゅう

    会場へ作品や準備物を運び込んで
    展示や飾り付けをします。
    スタッフへ挨拶をして、
    必要なことがあれば
    相談しながら準備を進めましょう。

    在廊ざいろう

    開催中は、お客さんとの交流も
    個展ならではの楽しみです。
    できるだけ会場にいることで
    絵の感想を直接聞くこともできます。

    販売する場合は、計算機やおつり、
    配送方法などをあらかじめ決めておくと、
    当日も落ち着いて対応できます。

    搬出はんしゅつ

    展示期間の終了日に
    作品とその他の展示品を
    持ち帰ります。スタッフへ感謝を伝え、
    きれいな状態で会場を後にしましょう。

    終わったら振り返る

    個展が終わったら、
    それで終わりではもったいないです。

    ■お礼状を出す

    芳名帳ほうめいちょう
    住所を書いていただいた方には
    お礼状を送りましょう。
    メールアドレスしか分からない場合は、
    メールでお礼を伝えるのもよいですね。

    芳名帳

    ■次回への反省点を書きだす

    アンケートや
    お客様からの意見を書き出し
    次回に改善することもできます。
    最初から
    すべてが上手くいくとは
    限りません。
    次回につなげるためにも、
    振り返りは大切です。

    個展を終えて
    気づいた反省点や改善点については、
    こちらの記事で詳しく紹介しています。
    初めての個展で「こうすればよかった」と思ったこと7選

    初めての個展で「こうすればよかった」と思ったこと7選

    まとめ

    初めての個展は、
    何から始めればいいのか
    迷うものですよね。
    でも、今回紹介したように、

    • 会場を探す
    • 会場を決める
    • 準備する
    • 開催する
    • 振り返る

    の順番で進めれば、
    一つずつ準備を進められます。

    それぞれの工程については、
    関連記事でも
    詳しく紹介していますので、
    ぜひ参考にしてみてください。

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