せっかく描いたパステル画なのに、
額装のやり方ひとつで
台無しになってしまうことがあります。
特に初心者は、固定方法や飾る場所で
思わぬ失敗をしてしまいがちです。
今回は、
パステル画の額装でよくある失敗と
正しい飾り方を分かりやすく解説します。
目次(押すとその記事にジャンプします)
パステル画の額装でよくある失敗
額装でやりがちな失敗例を
まとめました。
あなたは大丈夫ですか?
チェックしてみてくださいね。
直射日光に当ててしまう
直射日光が当たる壁や棚の上に
額装した絵を飾っていませんか?
特に、リビングの窓際で
直射日光に当たりやすい傾向が
あります。
レースのカーテン越しの
柔らかい光の当たる場所なら
大丈夫です。
作品が額の前面の板に触れてしまう
額の前面(ガラスやアクリル板)に
作品が触れてしまっていませんか?
マットを使っていても、
固定が甘かったり
作品が反っていたりすると、
前面の板に触れてしまうことがあります。
触れた前面の板にパステルの粉が付き、
作品が汚れてしまうことがあります。
実際にこうなりました。

作品と額の全面との間に
空間を作ることが大切です。
マスキングテープで固定してしまう
作品をマット台紙に
マスキングテープで固定して
額装していませんか?
一見しっかりと
固定できているように見えますが、
時間が経つとズレてしまうことがあります。
これは素材の問題ではなく、
テープだけでは
作品全体を支えられていないためです。
固定したつもりでも、
実際には支えが足りていない状態に
なっています。
特にイラストボードのように
厚みや重さがある作品は、
よりズレやすくなります。

時間の経過でずれてしまった状態
湿気の多い場所に飾る
ジメジメした湿気の多い場所に
額装した絵を飾っていませんか?
作品の紙が波打ったり、
酷い場合は紙にカビが生えて
台無しになることもあります。
トイレや玄関口などの壁で
注意が必要な場合があります。
余白が足りず、作品が窮屈に見える
作品とほぼ同じサイズの額に
絵を飾っていませんか?
額の価格に関係なく、
マットの幅や余白の取り方によって、
作品の見え方は大きく変わります。
少し余白を広めに取るだけでも、
作品がすっきりと引き立って見えます。
なぜ額装で失敗してしまうのか
パステルは紙への定着が弱く、
環境の影響を受けやすい画材です。
そのため、
額の選び方や固定方法、
飾る場所を知らないと
失敗しやすくなります。
例えば、
作品を入れる時にマットは
作品をきれいに見せるためのもので、
重さを支えるためのものではありません。
そのため、
マットにテープで固定するだけでは、
時間が経つと
ズレてしまうことがあります。
私もマットに固定すれば
大丈夫だと思っていたのですが、
実際には、
マットは作品を支える構造には
なっていませんでした。
正しい額装方法(初心者向け)
では、作品を
どの額にどうやって飾るのかを
見ておきましょう。
誰でも今からできることなので
チェックしてみてくださね。
構造で支える
作品はテープではなく、
裏から支える構造で固定します。
額の中で作品が動かないように、
後ろから厚紙などで
しっかり押さえるのがポイントです。
実際にテープを使わずに、
厚紙(カレンダーを3枚)を入れて
固定してみました。



手で軽く振ったり、
壁に立てかけてみましたが、
作品がズレることはありませんでした。
テープで貼るよりも、
後ろから適度に押さえる方が
安定することを実感しました。

テープを使わずに固定できた状態
・デッサン額を使う
・裏から厚紙で押さえる
・トンボで固定する
(※マスキングテープは補助)
■ デッサン額の基本構造
- ガラス(またはアクリル板)
- マット
- 作品
- 厚紙(支え)
- 裏板
※厚紙は絵と同じサイズで、
複数枚重ねて調整します。
スカスカの状態だと
ズレやすくなります。
トンボを回したときに
余裕がある場合は、
圧が足りてない状態です。
テープで固定するのではなく、
隙間をなくして支えることが大切です。

トンボでしっかり押さえられている状態
前面との距離を取る
作品と額の前面の板の間に
マットを入れることで
余白(空間)を作り、保護します。
環境を整える
直射日光を避け、
風通しのよい場所に飾ります。
見せ方を整える
作品の周りに余白を取ると、
すっきりと引き立って見えます。
・1サイズ大き目の額を選ぶ
(作品の周りに余白ができるサイズ)
・マット幅を広めに取る
周囲に2〜3cm程度の余白
(ざっくりでOK 余白があると、
作品がすっきり見えます)
長くきれいに飾るためのポイント
好きな作品は
長く綺麗に飾っておきたいですよね。
そのためには、
・直射日光を避ける
・通気性のいい場所
・定期的にチェック
を心がけると良いと思います。
まとめ
額装は「貼る」のではなく
「支える」ことが大切です。
前面との距離を取り、
余白にゆとりを持たせ、
環境を整えることで、作品を
長くきれいに保つことができます。
よくある失敗を避けて、
パステル画を
安心して楽しんでくださいね。





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