スケッチした中で
気に入ったスケッチ画は
どうされていますか？
今回は
ダイソーの額縁にカラーペーパーを
絵の間に挟み
大きさの違う2枚のスケッチを
飾る方法をご紹介します。
思いついた方法でDIYしてみたところ
割と上手くいったので
自分で簡単な額装したい方は
是非参考にしてみて下さい。
折角なので自宅に絵を飾りましょう。
目次（押すとその記事にジャンプします）
使ったモノ（額装マット作りから100均フレームを飾るまで）
今回、使ったモノは次の３つに分けられます。
１【額装とマット作りに使うモノ】
２【額装した絵を置いて飾るのに使うモノ】
３【額装した絵を壁に飾るのに使うモノ】
順番にみていきましょう。
１【額装とマット作りに使うモノ】
・スケッチ２枚
使用画材はヴィファール水彩紙の
F0（18×14）とF2（24×19）ｃｍに
描いたスケッチ。
絵はスケッチブックから定規を当てて
カッターで切り離して使いました。
・ダイソー額縁
スタンダートフレームＡ３壁掛けタイプで
色はダークブラウン。
今回に２枚の絵のサイズは
F0（18×14）とF2（24×19）cmでした。
つまり額のサイズ選びでは
縦の長さは大きい方のF２の24ｃｍ以上で
横の長さはF0とF2の横の長さを足して
14＋19＝33ｃｍ以上
の大きさを選べばよいです。
Ａ３（29.7×42ｃｍ）額縁で
実際に2枚とも絵は収まりました。
また、
簡単に額縁のサイズを選びたいなら
絵と同じサイズの紙を直接持って行って
額縁に合わせると分かりやすいです。
壁に飾れるタイプ
・カラーペーパー
少しは厚みがある方がよい。
色は絵の中にある色を選ぶと自然になる。
使った紙は、文具館で買ったカラーケント紙。
・トレーシングペーパー
絵の窓枠線をカラーペーパーに
写し書きするのに使う薄くて白い半透明の紙。
文具店、画材店などで手に入る。
・鉛筆・定規
円と長方形を書くのに使う。
円はフリーハンドで書くが苦手な人は
コンパスがあると確実。
・マスキングテープ
※ダイソーのマスキングテープは
粘着力が強く紙が剥がれてしまいやすい。
普段使いしているのは
目地材用マスキングテープ幅24ミリ。
ホームセンターなどで手に入る。
参考までに。
・カッター・はさみ
・木工ボンド又は粘着力の強い糊
手作りマット（ケント紙）の
「のりしろ」に塗る
・段ボール
紙を切る時に下に敷くために使う
２【額装した絵を置いて飾るのに使うモノ】
・ミニイーゼル ダイソー購入
３【額装した絵を壁に飾るのに使うモノ】
・三角吊りカン・小さめのプラスドライバー・麻ひも・押しピン又は洋灯吊り
・三角吊りカン
額縁の裏側に取り付けてヒモを通す。
ネジがセットになっている。
これはネット（ヨドバシ）で購入した。
・小さめのプラスドライバー
三角吊りカンを取り付けるため
小さなネジ穴を回すために使う。
・麻ひも ダイソーで購入
・押しピン又は洋灯吊り
壁に額を吊るすために壁に差し込む。
洋灯吊りはS字型のネジのこと。
※壁の穴が小さくて済む「ピンフック」など
他にも便利グッズもある。
マットを手作りしてスケッチを100均フレームに飾ってみよう
ここからはやり方になります。
１００円ショップダイソーの
スタンダートフレームＡ３壁掛けタイプに
スケッチ２枚を額装するやり方です。
大まかな流れを言うと
額と絵の間に挟むマットという厚紙の代用に
カラーケント紙を使って額装し、
次に、その額装作品を置き飾りし、
最後は三角吊りカンを取り付けて
壁かけして飾ります。
↑動画で下記の記事内容がそのまま見れます。
【100均フレームの裏板を外す】
①
まずはダイソーで買った200円額縁の包装を
剥がします。
色はダークブラウンとブラウンとあり
これはダークブラウンです。
ダイソー額縁の裏板を取るには
留め金を上に持ち上げます。
これにはスプーンが活躍します。
②
全部の留め金が上を向いたら
額縁の裏板を外します。
【カラーケント紙をマットの代わりとして手作りする】
③
ケント紙を裏板と同じ大きさに
カットするために
裏板をケント紙の上に置き
縁に沿って鉛筆で線を引きます。
④
鉛筆の線に沿って定規を当て
カッターでケント紙をカットします。
下に段ボールを敷いておくと
傷がついても安心です。
⑤
A3額縁に収まるサイズに
ケント紙をカットできました。
⑥
ケント紙の上に2枚のスケッチを置き
見栄えの良い位置に
マスキングテープで絵を固定します。
※↓ではテープで固定し忘れています。
固定しないと絵がずれてやり難いです。
⑦
次にトレーシングペーパー2枚を
上に重ねます。この2枚を
マスキングテープで貼り合わせ
1枚にします。
⑧
トレーシングペーパーの上部を織り込んで
両方の紙を左手で持ったら
右手の小指延長線上の手の平を支点にして
紙を回しながら円の線を引きます。
※トレーシングペーパーの上を織り込んで
マスキングテープでケント紙に固定してから
円を書く方が簡単です。
フリーハンドで円を書く方法は
↓の動画を参考にして下さい。
英語ですが字幕をオンにして
日本語を選んで見て下さい。
単純なので字幕でも意味が分かります。
それでも難しければコンパスで円を書くか
長方形に変更して下さいね。
⑨
左の作品の円の窓枠が描けたので
次は右の作品の長方形の窓枠の線を
定規を使って引きます。
⑨－２
最低でも作品よりも2～3ミリは内側に
窓枠線を引きます。
水平線と垂直線をきちんと引くと
見栄えも良いと思います。
⑩
作品を取り除きます。
⑪
遅れましたが
トレーシングペーパーを
ケント紙と同サイズにカットします。
正直先にやっておいた方が良かったです。
⑫
上部をマスキングテープで固定します。
これも先にやっておいた方がいいです。
⑬
トレーシングペーパーを裏返します。
⑭
そして線のあるところだけを
濃いめの鉛筆で黒く塗りつぶします。
⑮
裏返していたトレーシングペーパーを
元の位置に戻し、
さっきと同じ要領で
元の線に沿ってフリーハンドの円を
トレーシングペーパーの上で
描いてなぞります。
⑯
長方形も先に引いておいた
直線に沿ってトレーシングペーパー上で
定規を使い線をなぞります。
⑰
これでピンクのケント紙の上に
窓枠線が転写できました。
不要になったのでトレーシングペーパーを
ケント紙からはがします。
⑰-2
ダイソーのマスキングテープは
紙が一緒に剥がれてしまいました。
できれば
別のマスキングテープをおすすめします。
⑱
次に
窓枠の”のりしろ”の線を引いていきます。
円の内側1センチ幅くらいの位置に
フリーハンドの円を描きます。
２重丸が出来上がります。
⑲
長方形の”のりしろ”の線も
内側に1センチ程度の余白を取って
線を引きます。
この余白は折り返すので
だいたいの幅でOKです。
⑳
内側と外側の長方形の角を結ぶ直線を引きます。
㉑
同様に円の”のりしろ”の切り込み線も
適当な位置に描きます。
㉒
内側の円の線に沿って
カッターでカットします。
紙を回しながら切ると切りやすいです。
㉓
内側の円の紙を取り除きます。
㉔
先ほど描いた切り込み線に沿って
カッターで切り込みを入れます。
㉕
長方形の内側の線をカットします。
㉖
これで円と長方形の窓枠の”のりしろ”線を
カットできました。
㉗
内と外の長方形の角を結ぶ直線に
切り込みを入れます。
㉘
外側の円の線に沿って
薄く切り込みを入れます。
完全に切り取るのではなくて
折り返すために
ごく浅くを切り込みをします。
㉙
長方形の外側の線にも
薄く切り込みを入れます。
紙を完全に切れないようにします。
㉚
円の”のりしろ”を折り返します。
充分な数の切り込みが入っていないと
折り返せません。
㉛
ケント紙を裏返し
長方形の窓枠の”のりしろ”を折り返します。
定規を使うと折り返しやすいです。
㉜
円の”のりしろ”に
木工ボンドを塗ってくっつけます。
少しの間指で押さえると
ひっつきやすいです。
㉝
同じように
長方形の”のりしろ”にも木工ボンドを塗って
指で押さえてくっつけます。
㉞
ピンク色のケント紙で
簡単な額縁のマットができました。
【手作りマットにスケッチを貼り付ける】
㉟
スケッチ作品を
ピンクのマットに貼り付けていきます。
㊱
マスキングテープで作品を固定します。
剥がす時のことを考えるなら
ダイソーのマスキングテープ以外を
使ってください。
マットの窓枠から絵の位置を確認しながら
マスキングテープで作品を貼り付けます。
㊱-2
円の窓枠にも、小さい紫陽花の作品を
好きな位置に合わせます。
㊱-3
マスキングテープで作品を貼り付けます。
【手作りマットと一緒に作品を額装する】
㊲
下から順番に
額縁→アクリル板→マットと貼り付けた作品→裏板
と重ねて入れます。
この写真は額縁→アクリル板です。
㊳
次に入れるのは
作品を貼り付けたピンクのケント紙です。
㊴
最後に、裏板の合成ボードを入れます。
㊵
念のため、表側から
変なところがないか確認しておきます。
【裏板の留め金を曲げて固定する】
㊶
スプーンで額縁の留め金（黒い所）を
下に曲げて裏板を固定します。
㊷
自作マットを使ったダイソー額装の完成です。
【額装した絵を置いて飾る場合】
㊸
ダイソーでミニイーゼルも買えるので
この上に額縁を置くと壁以外でも
絵を飾ることができます。
【額装した絵を壁に飾る場合】
㊹
今回使ったダイソーの
スタンダードフレームを壁掛けタイプは
縦の絵しか壁には飾れません。
㊹-2
そこで、
三角吊りカンを取り付けたいと思います。
これはヨドバシカメラで買いましたが
Amazonでも買えると思います。
㊺
三角吊りカンとネジとセットになっていて
取り付けは簡単ですが、
ネジ穴が小さいので
小さいプラスドライバーが必要です。
㊺-2
三角吊りカンを額縁の好きな位置に置き
ネジを吊りカンの穴の上に置きます。
㊺-3
小さいプラスドライバーを
ネジ穴に押し込んで回します。
㊻
紐は麻ひもを代用しました。
紐の一方を三角吊りの金具に通して
少し長めに取ってからカットします。
㊼
切った麻ひもの先を
三角吊りカンに通して
2本を巻きつけて結ぶといいです。
㊽
これで壁掛けできる額縁の完成です。
㊽-2
壁に洋灯吊りや押しピンを取り付けて
額縁をかけますが
壁に傷をつけたくない場合は
壁の穴が小さくて済む
ピンフックなどもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
簡単なスケッチ画を
せっかくなので自宅に飾るDIYの方法を
ご紹介しました。
と言っても自分でマット代わりに
カラーペーパーをカットするだけです。
マット（カラーペーパー）に
窓枠を２つも作るのが手間なら
１つの絵に１つの窓だけ作っても
いいですね。
もっときちんとマットっぽくしたければ
厚紙にカラーペーパーを貼り付ける方法も
あります。
良かったら参考にしてください。
アートがもっと身近な生活が良いなと
思います。それでは、また。
・スケッチ２枚・ダイソー額縁・カラーペーパー・トレーシングペーパー・鉛筆・定規
・マスキングテープ・カッター・はさみ・木工ボンド又は粘着力の強い糊・段ボール