パステルで
かわいいイラストや
絵本風の作品を描きたい。
でも、
- 初心者向けはどれ?
- ソフトパステル向け?
- パンパステル向け?
- 絵本風の描き方が学べる本は?
と迷うことはありませんか。
この記事では、実際に読んだ中から、
特徴や向いている人を
分かりやすく紹介します。
目次(押すとその記事にジャンプします)
ダヤンのパステル教室【ソフトパステル初心者向け】
単行本: 63ページ
出版社: エムピーシー (1995/10/1)
著者:池田 あきこ
①どんな本?
パステル初心者向けで、
絵本を読んでいるような気分になれる
楽しいハウツー本です。
②おすすめの人
・ダヤンファン
・猫好き
・ソフトパステル初心者
③内容
前半は、パステルの種類や紙、
下絵の写し方などパステルを描くのに
必要な道具やテクニックが
書かれています。
ただ、紙の紹介は
1ページだけと軽めです。
ソフトパステル、ハードパステルの
商品紹介が多く、
オイルパステル、パステル鉛筆は
3つずつの紹介で、
作者の感想もあり、
参考になりました。
後半はダヤンのパステル画集で、
絵本の実際の描き方が載っていて
コマ割りも説明も少なめですが
要所でどんな色を使っているか
ダヤンの毛並みはどの画材で
どうやって描いているのかなども
書かれています。
④良かったところ
退屈になりがちな
道具や描き方の説明が
ダヤンのイラスト付きで
楽しみながら読めるところ。
絵本を一緒に
作っていくような感覚で
読み進められ、制作の裏側を
のぞいているような楽しさがあります
⑤口コミ
ダヤンファンの人が多いですが
パステル初心者の人もいて、
買って良かったという声が多いです。
ファンの人は
作者の描き方や
指の腹から血が出るほど画面をこすった
という製作面の裏話を聞いて
嬉しそうでした。
初心者の人は
描き方が参考になったとか
ダヤンの魅力を知ったという人も
いるようでした。
描き方の基本 はじめてのパステル【パステル選びに迷う人向け】
第1章は、道具の説明、色の基本、基本的な描き方のごく簡単な説明
第2章は、初級、基本の描き方の実践編
第3章は、応用編(中級と上級)の実践編
第4章は、読者が実際描けるワーク
①どんな本?
色んな種類のパステルと作品掲載があり
無理なくステップアップが期待できる本
②おすすめの人
- どの種類のパステルを使うか
迷っている初心者 - 色々な系統の作品の描き方を
見たい人 - 実際に描けるワークが
あった方が良い人
③内容
パステルの種類ほとんどが全体的に
バランスよく紹介されています。
5人の作品例があるので
自分に合った作風を見つけやすい
かもしれません。
絵画系のパステル画1点以外は
イラスト風の可愛い系の絵が多いです。
1章・道具編
パンパステルを除く
全パステルの紹介
2章・初級編の描き方
ソフトパステル作例2つ、
オイルパステル(チョークアート)
作例2つ
3章・中級編
犬、子供たち、
豚のソフトパステル画の作例が
1点ずつ
3章・上級編
可愛い熊のソフトパステル画1点と
オイルパステル画で
複雑なヨーロッパの建物の風景画1点、
ファンタジックなセミハードパステル画
2点。
4章・1章から3章までの内容の絵を
そのまま実践できるワークがある。
④良かったところ
1章の道具編で
パンパステルを除く
全種類のパステルが、
見やすい写真付きで紹介されていて
分かりやすいです。
特に良かったのは
画材の購入先(問い合わせ先)
が1ページにまとめてあるのと、
オイルパステル用の定着液や
道具の紹介があることです。
パンパステルも含めた
全ての種類のパステルについては
こちらの記事もどうぞ。
プロのイラストレーターが教えるパステル画テクニック
【表現力を高めたい人向け】
大型本: 111ページ
出版社: 誠文堂新光社 (2012/2/1)
著者:立花 千栄子
①どんな本?
イラストレーター立花千栄子さんの
他の画材との併用”に特化した
パステルの技法がまとまった本です。
②おすすめの人
- パステル画のテクニックを
もっと知りたい人 - 他の画材との併用にも
挑戦したい人 - ソフトパステルを
ある程度描いたことのある人
③内容
パステルの基本的な描き方は
一応写真付きで説明されていますが、
作例として1STEPごとに
どの色をどこに置いたなど
説明されている訳ではないため、
パステルの初心者の人は
難しく感じるかもしれません。
技法の例としては、白い線を
浮き出させるインプレッション、
墨とパステルの併用、
ジェッソとパステルの併用などです。
題材は風景や花で
人物掲載はなく、
和風のしっとりと落ち着いた
可愛らしさもある画風です。
④良かったところ
基本的なパステルの技法だけでは
足りなくなった人が
他の画材との併用のアイディアを
具体的に見られるところ。
また、前著書の
”すぐ上手くなるパステル画の描き方”は
絵画的な絵が多かったのですが、
今回の本は更にまとまっており
イラスト化が進んでいるように
感じました。
パンパステルではじめる!ふんわりやさしいパステル画
【パンパステルを始めたい人向け】
①どんな本?
水彩ガッシュ講師の船本夫妻による、
パンパステルの基本から作品づくりまで
学べる入門書です。
②おすすめの人
- パンパステルの初心者
- パリ風なおしゃれな絵が好きな人
③内容
作例は花、野菜、果物、風景で
人物は載っていません。
全体的におしゃれで
パリ風の雰囲気の作品が
多く紹介されています。
パンパステルの特徴や
基本的な使い方を学べる内容で、
広い面の着彩や混色の方法が分かります。
ソフトパステルでも代用できますが、
紹介されているのは
基本的な塗り方のみです。
必要な道具は
スポンジの種類やお手入れ方法、
代用品まで紹介されているので、
何を準備すればよいか
分かりやすいです。
また、消しゴムで色を抜く方法にも
力を入れていて、
プラスチック消しゴムや
練り消しゴム、
ホルダー式消しゴムの使い方も
詳しく紹介されています。
パンパステル初心者には
分かりやすい内容ですが、
ソフトパステルの基礎を学びたい人は、
別の入門書と併用すると
より理解しやすいのではないかと
思います。
買って使ってみたくなる一冊でした。
④良かったところ
この本はシンプルな構成で、
写真も大きく
読みやすい一冊です。
最初から最後まで
パンパステルの描き方に特化しており、
分かりにくいと感じるところは
ありませんでした。
作例ごとに
使用する色がすべて紹介され、
混色する場合は
「多め」「少なめ」
といった目安も書かれていて
親切です。
巻末には
作例ごとの下絵が載っていて、
写真付きで
下絵の写し方(トレース)の方法も
紹介されています。
クレヨンブック―プロから学ぶ、楽しく描く
【クレパスで描きたい人向け】
単行本: 128ページ
出版社: 誠文堂新光社 (2012/9/1)
著者:米津 祐介
①どんな本?
誰にでも描けるように工夫された
サクラクレパスの本です。
また、クレパスの技法書は
数が少ない貴重本です(2012.4.8)。
②おすすめの人
- 米津祐介さんのファン
- 気軽に楽しくクレパスで描きたい人
- 温かみのある平面的なイラストが
好きな人
③内容
デザイン課卒、
ボローニャ国際絵本原画展入選の
著者米津さんが
6Bと4Bの鉛筆とクレパスのみで
簡単4ステップで描けるように
工夫された本です。
削る道具は
割り箸やカッターナイフ、
シャーペンの先と
身の回りにある物ばかりで
親しみやすいです。
本の構成は
「基本の形〇△□を使って
簡単なモノから描いてみよう」
から始まり、
「少し複雑な物を描いてみよう」
に続き、無理なく
ステップアップできるように
なっています。
④良かったところ
クレパスの使用色と
かかった時間が
左上に掲載されていて、
1つの絵を4STEPのみで
長くて5、6分で
描けるようになっています。
終盤には著者の参考作品が
載っていて参考にすることもできます。
温かみのある
どこか懐かしいイラストです。
この本のテーマは
絵を描くことは楽しいと
伝えたい、で
繰り返し上手に描く必要はない、
と伝えられています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初心者なら
「ダヤンのパステル教室」や
「描き方の基本 はじめてのパステル」。
パンパステルを始めたいなら
「パンパステルではじめる!
ふんわりやさしいパステル画」。
クレパスで描きたいなら
「クレヨンブック」がおすすめです。
どの本もそれぞれ特徴が異なるので、
自分の描きたい作品や
使いたい画材に合わせて
選んでみてください。







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