パステルで絵を描いていると、
紙面が粉で汚れたり、
「パステルって消せるの?」
と迷うことがあります。
パステルは状態によっては
消すことができますが、
描き方によって
適した修正方法は異なります。
今回は、
主にソフトパステルの修正方法を
ご紹介します。
修正方法ごとの使いどころや、
やってはいけないこともお伝えします。
方法① 柔らかい筆で払う

柔らかい毛で、余分なパステルの粉を
払うときに使います。
粉末状パステルの粉をぼかしていると
少し粉が多すぎたと
感じる場合があります。そんなときに
柔らかい筆で紙面のパステルを
そっと払うと、
濃くなりすぎた色を調整できます。
方法② 練り消しゴムで消す

一番よく使うのが練り消しゴムです。
色を程よく取り、薄くしてくれて、
明るくしたり光を入れたいときに
使います。
細かい修正に便利な道具です。
例えば、青空を塗ったあとに
練り消しゴムで色を取ると、
白い紙を活かした雲を
表現することもできます。
また、紙を傷めにくいです。

紙の白地を活かして雲を表現しています。
方法③ プラスチック消しゴムで消す

白い紙を見せて
ハイライトを作りたいときに使います。
紙面を傷める場合があるため、
広い面には使わないことをおススメします。
方法④ ぼかして目立たなくする

色をなじませているところ。
指やティッシュ、綿棒でぼかして
色を薄くして目立たなくする方法です。
消すというより、色を周囲になじませて
目立たなくします。
広い範囲の修正に向いています。
この後、目立たなくなった上に
新たに上からパステルを重ねて修正します。
方法⑤
布+練り消し+フィキサチーフ
ソフトパステルを何度も重ねすぎて、
紙の目が埋まってしまった場合に使う方法です。
積もったパステルの粉を
布で軽くふき取ってから
練り消しゴムで消して
紙の目の詰まりを少し取り除いたあとで
パステルフィキサチフをスプレーして
表面の粉を固定します。
乾燥後に描くと、
再びパステルが乗ることがあります。
方法の使い分け一覧
どんなときにどの方法を使うかを
まとめてみました。
| こんな時 | 方法 |
|---|---|
| 粉が多すぎた | 柔らかい筆 |
| 軽い修正 | 練り消しゴム |
| ハイライト | プラスチック消しゴム |
| 色をなじませたい | ぼかす |
| 紙の目が埋まった | 布+練り消し+フィキサチーフ |
やってはいけないこと
●フィキサチーフを吹いたあとに
消しゴムで強くこすらない
塗膜ごとはがれて
紙を傷めることがあります。
●普通の消しゴムで
広い範囲を何度も消さない
紙の表面を傷めやすくなります。
●力を入れてこすり続けない
紙の目がつぶれ、
色がのりにくくなることがあります。
まとめ
パステルは描いた状態によっては
消したり修正したりしやすい画材です。
また、軽い修正なら練り消しゴム、
粉が多すぎる場合は筆で払うなど、
状態に合わせて方法を使い分けることが大切です。
「完全に消そう」とするのではなく、
少しずつ修正しながら
描き進めることで、
自然できれいな仕上がりになります。
パステル画には、
色をぼかす、重ねる、透かすなど
初心者のうちに覚えておきたい
基本技法があります。
こちらの記事で
まとめて紹介しています。









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