気まぐれで可愛く、
人気者の猫。
描いてみたいけれど、
形を取るのが難しいと感じる方も
多いのではないでしょうか。
猫は顔や足に特徴があり、
基本の形を知ると描きやすくなります。
今回は猫の特徴や基本形、
オイルパステルとソフトパステルでの
描き方をご紹介します。
猫の顔の特徴
猫の顔の特徴を
正面と横顔に分けて
まとめています。
正面
猫を正面から見た顔は
平たい丸です。
顔のパーツは小さく、
目、鼻、口も中央に寄っています。
耳は三角、
目の位置は中央線より下にあります。

横顔
横顔はなだらかで
額の下が少しくぼんでいます。
鼻は低く小さいです。
口、あごも小さいです。

猫の足の特徴
猫の指は前足5本ずつ、
後ろ足4本ずつあります。
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座り猫の基本形
次に、
「座った猫」の基本の描き方を
ご紹介します。
座った猫は、円柱やだ円を
組み合わせると
形を取りやすくなります。
①
地面に触れている部分に
小さめのだ円を描き、
その上に垂直線を2本引きます。
円柱形を描くような感じです。
楕円の幅は短めが
後々描きやすいと思います。

②
猫の胴体と首の形を描きます。
変形したピーナッツのような形です。
前足の部分はおしりの形と同じ方向に
弧を描くように曲がっています。

③後ろ足と胸部のだ円を
2つ重なるように描きます。
②で描いた形の中に
収まるようにします。
後ろ足が地面に触れる部分と
しっぽも描きましょう。

④
前足を描き込みます。
前足は上の楕円と右側の垂直線に沿って
書きます。
向こう側の足も描くと
立体的になります。
胸の下の部分を
ちょっと尖らせると
めりはりが出ます。

⑤
頭部を描き入れます。
耳は三角、目の位置は
顔を上下2等分した線のすぐ下です。
あごや鼻も小さく顔の中心に
寄っています。

⑥
毛並みを体の立体感に沿って
描き入れます。
あとは下書き線を消せば完成です。

オイルパステルで座り猫を描く方法
【使った画材】
・ムンギョ オイルパステル
・画用紙
・鉛筆
・消しゴム
・布
・カラーシェーパー
・テレピン
・チャコールペンシル
①
今回は、この子猫の写真を
参考に描きます。

②
まず描く範囲を決めます。
今回は15cm四方にしました。

③
鉛筆で枠線を引いたら、
マスキングテープを貼ります。

④
下描きをします。
円柱や球体を
組み合わせるイメージで、
子猫の形を
大まかに捉えていきます。

⑤
オイルパステルで
全体の色を大まかに塗ります。


⑥
まずは暗い色で
大まかな影を作り、
最後に黒を使って
一番暗い部分を強調します。


⑦
明るい部分を中心に、
中間色も重ねながら
全体の色を整えます。



⑧
背景の緑色は、
テレピンを含ませた布でなぞって
色を溶かしながら混ぜます。
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⑨
テレピンが乾くのを待つ間に、
子猫の模様や毛並みを
描き込みます。

⑩
背景の光や木の枝など、
細かな部分を描き込みます。
子猫の胸のふわふわした毛を
目立たせたいので、
背景は暗い緑色にしました。




⑪
最後にチャコールペンシルで
細い線や細部を描き込みます。

⑫
完成です。

立ち姿の猫の基本形
「立ち姿の猫」の基本形を
ご紹介します。
立っている猫を横から見た形です。
①
正方形を真ん中で2つに割ります。
更に
上の長方形を真ん中で2つに割ります。
ここでは、正方形の1辺は4cmです。

② 上の長方形が胴体です。
この長方形の真ん中の線を
伸ばして三角を描きます。
図の肩先の位置から、
下に垂直線を引きます。

③
前足を正方形に沿って書きます。
前足の先(人間では手の指に当たる)は
肩先の真下にきます。

④後ろ足を描きます。
かかとからひざ、
ひざから腰へと線をつなぎます。
腰からお尻にかけては、
ほぼ直角に下がりながら
少しだけ左へ傾きます。

⑤首と頭部を描きます。
首は肩の上にそのまま乗るのではなく、
少し胴体に食い込むような位置から
始まります。
頭部の上の線と
肩の線は平行になります。

⑥全体の形が描けたら、
直線で描いた部分を
曲線に直します。
特に角になっている部分を
なめらかな線でつなぐと
猫らしい柔らかな形になります。


⑦下描き線を消せば
「立ち姿の猫」の完成です。

ソフトパステルで立ち姿の猫を描く方法
【使った画材】
・ゴンドラソフトパステル
・ホワイトワトソン水彩紙
・ヌーベルなどのハードパステル
・コンテ
・スタビロのカーブオテロ
(パステル色鉛筆)
・チャコールペンシル
・パステルフィキサチーフ
①
今回は猫のフリー画像を
参考に描きます。

②
ホワイトワトソン水彩紙に
マスキングテープを貼ります。

③
写真と同じ比率のマス目を使い、
パステル鉛筆で下描きをします。



④
背景は水彩風にしたかったので、
ソフトパステルを塗った上から
水を含ませた筆でなぞりました。
水を使うと
紙が波打ちやすいため、
最初に水張りをしておくと
安心です。
水張りの方法はこちらの動画が
参考になります。

⑤
猫と板塀を
大まかに塗り分けます。
今回は黄土色をベースに、
影はこげ茶、
中間色は茶色を使いました。

⑥
背景のヤブや
暗い部分も塗り進めます。
影には
黒のソフトパステルを使い、
全体の明暗を整えます。

⑦
猫や板塀に中間色を重ねながら、
色の変化を描き込みます。
板塀には灰色や白、
赤茶色、オレンジ色なども加えました。

⑧
猫の模様や毛並み、
背景のヤブを描き込みます。
パステル鉛筆や
ハードパステルを使うと、
細かな表現がしやすくなります。

⑨
猫の顔や目鼻立ちを中心に
細部を仕上げます。
形が気になる部分は、
練り消しゴムで修正します。





⑩
背景はハッチングを使って
奥行きを表現しました。
黒や紺色の短い線を
重ねることで、
空間の深さを演出できます。

⑪
水張りテープと
マスキングテープを剥がし、
練り消しゴムで
汚れを取り除きます。



⑫
最後に
フィキサチーフを
吹き付けて完成です。

猫を描くときは、
毛並みや模様を描き込む前に
体全体の形を
捉えることが大切です。
どこを見て
形を取ればよいのか迷う方は、
こちらの記事も
参考にしてみてください。
もっと簡単な
イラスト風の子猫を描きたい方は、
こちらの記事もどうぞ。
まとめ
・猫は顔や足の特徴を知っておくと、
形を取りやすくなる
・座り猫や立ち姿の猫は、
単純な図形に置き換えると
描きやすい
・細部を描く前に、
大まかな形や影を捉えることが
猫らしく描くコツ
・オイルパステル、
ソフトパステルどちらでも
同じ考え方で応用できる
猫は体の構造や特徴を
理解すると、思ったより
描きやすい動物です。
最初は
単純な図形から形を取り、
少しずつ毛並みや表情を
描き込んでみてください。















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