【猫・擬人化】猫を人間ぽくした簡単な描き方とコツ/パステル着彩

    アートを愛する人は、
    なぜか猫も愛する人が多いようですね。
    あなたは、いかがですか。

    その猫が人間ぽくなったら
    どんな感じでしょうか。

    今回は擬人化のコツと実際の描き方の手順
    ご紹介します。

    是非、楽しんでいってください。

    擬人化とは


    擬人化
    とは、人以外のものを人に見立てて
    その性質や特徴を人と同じような姿にして
    表現すること
    です。

    例えば動物や物、概念などでも
    擬人化することができます。

    代表的なものは動物ですが、
    食べ物や文房具、都道府県や道路などでも
    擬人化することができます。

    擬人化の由来は世界中で古くからあって
    神様がその代表のようです。

    多くの人がその姿を想像していくうちに
    共通認識の姿になっていったと
    考えられているようです。

    面白いですね。

    擬人化のコツ(例・動物)

    擬人化して描くのは
    難しいと思っているあなた。

    擬人化といっても
    過程を分けて順番にやればよいだけなので
    誰でもできることなんです。

    ということで、擬人化のコツ3つ
    簡単にあげてみました。

    また、今回の擬人化の対象は
    動物で「猫」にしました。
    動物以外の擬人化でも、同じように
    考えてみてください。

    1、動物の特徴をおおげさに描く

    これは描く動物の持っている”目立つ特徴”を
    おおげさに描く
    ということです。

    おおげさ具合によって、
    リアルっぽいか空想的かも
    変わってくると思います。

    おおげさにするほど
    更に空想的な表現になります。

    特徴は、言い換えると
    その動物の魅力だと感じるところ
    あなたが可愛い、好きと思うところを
    思いつくまま紙に書き出してみて下さい。

    その部分を絵の中で”おおげさ”に描きます。

    猫の擬人化の場合だと、例えば…

    つりあがった目
    大きな三角の耳
    長く細いしっぽ
    柔らかな体の曲線
    小さい口
    ぴくぴく動くお髭など・・・。

    が魅力的でしょうか。

    これらをおおげさに描きこみます。

    2、動物の特徴(魅力)から性別、性格、衣装などを連想する

    次に、先の1で語ったような特徴から
    自由に想像して性別、性格、衣装などを
    考えます。

    その動物の印象から象徴的な色
    決めてしまいましょう。

    その象徴的な色を
    衣装の色や背景の色として
    使うといいです。

    ここで言う「色」は「猫の体の色」
    という意味ではありません。
    体にそのものズバリの色を使うと
    アニメの動物のようになると思います。

    今回の猫の擬人化の場合だと
    ↓の猫の写真では
    青い目と高貴そうな雰囲気を感じました。

    そこから想像して、

    男性で紳士的な落ち着いた性格
    17世紀イギリスの衣装
    男性的な都会的なイメージから
    全体的雰囲気の色は青
    としました。

    今回の猫の写真は↓を使いました。

    衣装はこちら↓の写真を使いました。

    もし、別の猫の写真なら
    また別の想像もできたはずです。
    例えば↓のような感じで。

    【猫擬人化の想像例】


    (猫の印象)
    →(色)(性別)(性格)(衣装)
    (職業など)

    例その1:(可愛く幼い印象)
    →(ピンク)(女の子)(優しい性格)
    (フリルの付いたピンクワンピースに白いスニーカー)

    例その2:(情熱的、活動的な印象)
    →(赤)(女性)(さっぱりした性格)
    (白のノーカラー(襟なし)ブラウスに
    赤茶色のテーパードパンツ、赤い靴)
    (キャリアウーマン)

    例その3:(さわやか、平和的な印象)
    →(緑)(青年)(温和なおっとりした性格)
    (緑色のエプロン)(カフェの店員)

    3、動物を単純化して描く

    擬人化に限らず、絵を描くこと
    少なからず単純化をしています。

    単純化とは
    複雑な形を簡単な形に置き換える
    ということです。

    細部は後で描けばよいので、
    まずは動物の形を
    〇△□のような単純な形にして
    画面にちゃんと入るか
    などを
    先に考えておきましょう。

    小さい紙にササっと単純な形で
    落書きのようなメモをしてから
    本格的な紙に描くのがおススメです。

    後で修正する回数がかなり減ると思います。

    用意するもの(3頭身猫擬人化編)

    ここからは、実際に使った画材や資料を
    紹介します。

    お手持ちに画材がある場合は
    そちらを使ってください。

    ・猫のフリー画像
    猫の画像PDFファイル

    ・衣装の画像
    英国衣装1760年ごろ画像(PDFファイル)

    ・背景の画像(※必要な場合)
    フリー画像で探しましょう。
    おススメは→pixabay(ピクサベイ)

    ・B以上濃いめの鉛筆

    ・練消しゴム

    ・ソフトパステル
    「ハシ(HASHI)ソフトパステル48色
    使用。色番号、色名なし

    ※ハシソフトパステルの
    リンクを貼っておきます。
    ↓のURLは都合上、
    短い長さの64色セットです。

    HASHI HA SHI (64 Colors) Non Toxic Soft Pastels Set for Professional – Square Chalk pastel Assorted Colors

    次は、3頭身猫ちゃんとの比較で
    7頭身猫を描いていきます。

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