パステルの色見本(カラーチャート)を自分で作ったらお得?

dav

    こんにちは。Nです。
    あれ?この色、同じ色が手元にあったんだ…。
    服に限らず同じような色を買ってしまうこと。
    パステルでもよくあります。

    私はいろいろなメーカーを少しずつ揃えてい
    るのですが、早くやっておけば良かったなと
    後悔していることがあります。

    それが、色見本づくりです。 今回は自分で
    色見本(カラーチャート)を作るメリット
    その方法をお伝えしていこうと思います。

    色見本(カラーチャート)とは

    色見本やカラーチャートとは印刷、デザイン
    などでよく使われる言葉のようです。

    パステルの色見本(カラーチャート)でも
    「色の配列を表にしたもの」を言います。
    つまり、どれがどの色かという名前や番号を
    つけて管理した表のことです。

    パステルをセットで買うと、印刷された
    カラーチャートが入っていたり、箱の裏側に
    表示されていたり、パステル本体や巻紙に
    色の名前や番号が入っていたりします。

    なのに自分でわざわざカラーチャートを
    作る意味はあるのか疑問ですよね。

    自作のパステルの色見本(カラーチャート)がお得なわけ

    次に買う時に色を間違えない


    最初はセットで買うことが多いですが、次に
    買う時には1本か2本の単体になります。
    その時にカラーチャートの色番号を見れば
    間違えずに買うことができます。
    特にセットの本数が多い場合、色見本作りは
    利用価値が高くなると思います。

    色探しの時間が短くなる


    カラーチャートを見れば紙に描いた実際の色
    が分かるので欲しい色が一目瞭然です。
    欲しい色は実物のパステルを見て探せばいい
    のでは?そう私は思っていました。

    が、紙に描いたパステルの色とパステル本体
    とは微妙に色味が違う場合も多々あります。
    印刷されたカラーチャートも、かなり違う
    印象の色味がたまにあります。

    そこでカラーチャートを見れば欲しい色を
    素早く探せて便利です。

    他メーカーの殆んど同じような色を間違って買わなくなる


    自分でカラーチャートを作ると手持ちの色
    目で見て分かるようになります。

    買う時にこのチャートを持っていれば、既に
    持っている色や殆ど同じ色を買うという失敗
    をし難いくいです。買う方法が実店舗でも
    オンライン上でも同じです。

    パステルの色見本(カラーチャート)の作り方


    色見本はパステルのセットを購入したら、
    すぐに作るのをおススメします。少しでも
    絵を描くと色の置き場所が動いてしまい、
    割とめんどうになりますよ。
    特に色数が多くなるほど手間がかかります。

    エクセル等で色番号の一覧表を作る


    表計算ソフト
    なら何でも良いのですが、
    色番号とその色を塗る空白を含めた一覧表を
    PC上で作ります。

    私はopen officeオープンオフィスという
    無料ソフトを使って作りました。
    用紙サイズはA4サイズで横向きにしました。
    このソフトはエクセルとも互換性があります。

    ・オープンオフィスの詳細はこちら
    ・無料でエクセルを使う方法や
    他のフリー表計算ソフト8選はこちら

    今回はゴンドラパステル242色ムンギョの
    プロフェッショナルアーティストソフトオイ
    ルパステル36色の色見本を作りました。

    ゴンドラパステル242色は一度箱から出して
    絵を描いたため、色が最初と違った場所に
    収められてしまってました。
    やってみたら思ったより色の見分けが難しく
    て大変でした。

    ムンギョのオイルパステルはまだ使っていな
    かったので簡単でしたよ。

    一覧表は縦と横に何列、何行かを先に決めて
    しまうと割と早く仕上げることができました。
    ゴンドラパステルの場合は既に印刷された
    カラーチャートがセット内容に含まれていた
    ので、それを見ながら一覧表を入力しました。

    ムンギョソフトオイルパステルの場合は箱の
    裏側に色番と色名が一覧表として表示されて
    いたので、それを見ながら自分用の一覧表を
    入力しました。

    紙に一覧表を印刷する


    後でパステルで描くことを考えて、紙はパス
    テル向きの紙白色が良いですね。
    パステル向きの紙ってどういったものかは
    こちら「パステル画の初心者におススメの紙」
    を参考にしてください。

    画用紙普段パステル画をよく描いている紙
    なら問題ないと思います。コピー紙などツル
    ツルした紙は向きません。

    紙の大きさは自由です。持ち運びできる大き
    が使い勝手は良いかなーと思います。
    私はF4サイズのマーメイド水彩紙をA4サイズ
    にカットしインクジェットプリンターで印刷
    しました。

    一覧表に色番号どおりに色を塗る

    印刷した一覧表の数字に沿って空欄に色を
    塗っていきます。具体的には一覧表の数字
    パステル本体の箱の中の位置あるいはパス
    テル本体の巻紙の数字とを照らし合わせて
    塗っていきます。

    塗った後はそのままでも良いし、指でぼかす
    と紙にパステルが密着して見やすくなります。

    今回、私はゴンドラパステル242色のソフト
    パステルのセットとムンギョのギャラリー
    ソフトオイルパステル36色セットの色見本
    を作りました。

    その様子はこんな感じになりました。

    一覧表にパステルフィキサチーフをスプレー

    一覧表を塗り終わったら、フィキサチーフを
    かけてパステルを紙に定着させます。あまり
    かけ過ぎると色が沈んで元の色と変わってし
    まいます。
    多くても2~3回にしておきましょう。

    一覧表を硬化カードケースに挟む

    一覧表はそのままコルクボードや壁に貼り付
    けたりして見るのも良いですし。
    お好みで硬化カードケース挟んで保管する
    こともできます。

    画材店などに持って行く予定がある人は持ち
    運びしやすいのでいいかなぁという感じです。

    硬化ファイルは100円ショップなどでも買う
    ことができます。
    硬化カードケースってどんなモノ?

    他にも見やすい、使いやすいよう考えて独自
    のアイディアでやってみて下さいね。


    ◆まとめ

    ・見本(カラーチャート)はセット買った後すぐ作ると簡単!
    ・メリット→正確に単色買える、色選びが楽になる、同色買いミス減る
    ・最後にパステルフィキサチーフをかけて仕上げる

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