【花・描き方】~秋花~コスモス畑をパステルで描く方法

    秋の風景を描くなら、
    コスモス畑は人気のモチーフです。

    でも、花の数が多いと
    「どこまで細かく描けばいいの?」
    「遠くの花はどう表現すればいいの?」
    と迷うこともあります。

    この記事では、
    ソフトパステルを使って、
    コスモス畑を簡単な描き方で
    表現する方法をご紹介します。

    花を一輪ずつ細かく描かなくても、
    コスモスらしい雰囲気は
    十分表現できます。

    コスモスの花の特徴

    よく見かけるコスモスの花の特徴を
    見てみましょう。


    規則的に並んだ花びらが8枚あって
    形は先がギザギザの山になっており、
    すり鉢状に上に沿っています。
    花びらの色はピンク、赤、白などあり、
    中央は黄色です。
    ・茎
    細くて長い茎は、ひょろっと
    うねっています。

    細くて糸状です。

     

     

    準備するもの

    ■写真

    今回は、写真をA4コピー用紙に印刷して使いました。

     

    ■画用紙
    他の画用紙でも代用できます。

    ワトソン水彩紙F4サイズを使いました。

     

    ■パステルペンシル
    ハードパステルで代用できます。

    スタビロのカーブオテロというパステルペンシルを使いました。

     

    ■ソフトパステル
    お手持ちのソフトパステルを
    使ってください。
    24色くらいあれば
    描きやすいと思います。

     

    使ったのは、ゴンドラソフトパステルです。ラウニーやファーバーカステルのソフトパステルも 一部使っています。

     

    ■木炭やチャコールペンシル
    (あったら便利)

    影を描く時に使いますが、
    ハードパステルの黒でも代用できます。

    木炭
    チャコールペンシル

     

    道具を何からそろえればいいか
    分からない方は
    こちらの記事も
    参考にしてくださいね。

     

     

    コスモス畑の描き方・
    ソフトパステル

    今回の描き方の手順です。

     

    1、下書き

    まず、地平線と中景、
    遠景の山の位置を決めます。

    パステルペンシルを使って軽いタッチで描いています。

     

    誤って線を引いても、
    手で簡単に消すことができます

    跡は残りますが、着彩すれば見えなくなります。

     

     

    2、全体的に色をのせる

    最初は、全体に色をつけていきます。
    風景画では特に遠くから順番に
    薄い色で塗り、
    手前にくるほど濃い色で塗ります。
    塗った後、手やティッシュを使って
    全体の色をぼかします。

     

    遠くの山は淡い青っぽい色です。
    中間あたりの山をパステルの横面を使い、軽いタッチで色を塗ります。
    手前の花畑の土台は暗い緑で塗っておきます。

     

     

    ウグイス色のパステルを
    カッターなどで削り、
    花畑の塗っていないところに
    振りまいて、
    手などでぼかします。

    今回は、あらかじめ保存しておいたパステルの粉を使っています。
    ぼかしたところ。

     

    パステルの粉末が紙面に溜まったら、
    紙を立てて、余分な粉を落とします。

    息を吹きかけて、粉を飛ばす方法もあります。

    これで、
    全体に色を塗ってぼかすことが
    できました。

     

    3、空を塗る

    遠くから色を塗っていきます。
    まず、空の色を塗って手でぼかします。

     

    空に水色を塗っています。
    空に白を塗り足します。
    指で水色と白を混ぜるように軽いタッチでぼかします。

     

    4、山と原っぱを塗る

    次に、遠方の山と中景の山を塗ります。
    遠方の山は、
    色の変化を少しだけ足すような気持ちで
    淡い青系の色を足してぼかします。

    中景の山は
    暗い緑や明るい緑を細かく塗りますが、
    手前にある感じを出すため
    ほとんどぼかしていません

     

    コスモス畑の原っぱの影
    畑の中間くらいの位置から
    濃いめの緑色で描いていきます。

    ランダムに斜め線を引いています。
    コスモス畑の原っぱが描けたところです。

     

    5、コスモスの花を描く

    次に、コスモス畑の遠方は
    ピンクの絨毯のように見えるので
    黄緑色の上にピンク色をのせます。

    上に色が重ねやすい
    ラウニーのソフトパステルを
    使いました。

     

    下塗りのときから 畑の遠方をピンク色にする方法もあります。

     


    畑の中間あたりは点を打ち、 だんだん大きい丸にして 手前は花びらの形を描きます。

     

    少し濃いめのピンクで コスモスを描いているところです。
    白いコスモスの花を描いています。

     

    6、花の茎と葉を描く

    ソフトパステルの淡い緑色で
    手前のコスモスの花の茎、葉を
    線で描きました。

    ファーバーカステルソフトパステルを使っています。

     

    ある程度花畑が描けました。
    遠くの花畑が黄色過ぎるのと、
    手前の花がぼやけているのが
    気になります。

     

     

    7、ぼかした花を描きなおす

    ぼかした花の形を
    はっきりさせるために
    もう一度花を描きます。

    最後に花の中心に黄色を点打ちします。

     

     

    8、仕上げの調整

    全体を見て、
    細部(特に一番暗い影と光)を
    描き込んだり
    修正したりします。

    中景の山の形を整えたり、 間から見える空を水色で描き込んでいます。
    木炭で一番暗い影をみつけて描きこみます。
    ソフトパステルの黄色で 茎の一部に線を引いてハイライトを 作っています。

     

    遠方の花畑の黄色が目立ち過ぎるため
    布で拭った後、もう一度
    ピンクの横面で塗っています。

     

    ピンクの下地の上から赤、白などで点描し 花がキラキラしている様子を描いています。
    チャコールペンシルで 手前の細い茎と葉を細かく描いています。
    中景の山の日の当たっているところに黄色を塗ります。

     

    9、フィキサチーフをスプレーする

    最後に、
    パステルフィキサチーフをスプレーし
    パステルを紙に定着させます。

    ホルベインのパステルフィキサチフ

     

    10、完成

    仕上がりは、このようになりました。

     

    コスモス畑を今度描く時は、
    もう少し花の高さの違いが出るように
    したいです。

    ひょろっとした茎やつぼみを入れると
    もっとコスモスらしさが
    表現できると思います。

     

    手元をご覧になりたい方は
    こちらの動画を参考にしてください。

     

    【コスモス・描き方】パステル・描き方/花・描き方

     

     

    パステルの基本的なテクニックを
    知りたい方は
    こちらの記事が役に立ちます。

     

     

    まとめ

    いかがだったでしょうか。
    花畑を描くのは
    難しいと感じるかもしれません。

    まずは全体に薄く色をのせ、
    徐々に影と光を強くしていきます。
    最後に花を描き込むと、
    自然な奥行きが出ます。

    立体感を出すには
    原っぱの手前を暗くするのが
    コツです。
    良かったら、コスモス畑を描く
    参考にしてみてくださいね。

     

      2件のコメント

      はじめまして☆
      速写性が高いパステル画が書きたくて画材を探していました全くの初心者なので、凄く有り難いです✨

      はじめまして。ふくちゃん様。
      コメントありがとうございます。凄く励みになりました。
      役に立てたなら、とてもやりがいがあります。
      パステルのここが知りたい、ということがありましたら
      お知らせ頂けると嬉しいです。
      Nより

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