【夕焼け/描き方】写真をトレースして夕焼けの中の雀を描く

黄昏時の空を好きな人は多いのではないで
しょうか。
オレンジ色や赤の光が綺麗ですよね。

今回は夕焼けの簡単な描き方をご紹介したい
と思います。

実践ではパステルで”夕焼けの中の雀”を描い
ています。是非、参考にしてくださいね。

夕焼けの特徴

日が沈むに連れて黄色からオレンジ、赤、
赤紫、紫、青の順番に空の色が変わります。

絵で夕焼けを描く場合、グラデーション作り
1つのポイントかな、と思います。
グラデーションとは、色味や明暗、濃淡など
をちょっとずつ変化させていくことです。

パステルでのグラデーション作りは簡単です。
色の境目を指などでこすってぼかします。

夕焼けで使う色の組合せは、こんな感じ。

【黄色、オレンジ、赤】

暖色でまとめられているので温かい雰囲気。

【黄色、オレンジ、赤紫】

◆暖色と中性色(暖色でも寒色でもない色)
高貴な雰囲気。

【黄色、オレンジ、紫】

◆暖色、中性色(暖色でも寒色でもない色)
でやや神秘的な雰囲気。
今回、実践で描いた絵がこのパターンです。

【黄色、オレンジ、青】

◆暖色と寒色両方で爽やかな雰囲気。
黄色、オレンジに対して青が、色味が反対
なので印象が強くなります。

 

ピンクや紫
夕焼け色は上の組合せ色が多いです。
でも薄い雲があるなど気候の条件が揃えば、
ピンクや紫の夕焼け空も、たまに見られる
そうです。
この場合、太陽は地平線より下に沈んで
見えません。
ロマンチックな雰囲気になりますね。

 

雀の特徴

”雀”は日本で身近な小鳥ですね。
茶色っぽくて羽に模様があって?
でも、いざ描こうとすると…。
あんまり思い出せませんね。

特徴を挙げてみることにします。

・見た目が小さく、まるっこい形をしている
半球の頭卵型の胴の上に乗ったような形

・頭はヘルメットを被ったような赤茶色

赤茶色の丸いの周りに黒いリングあり
口ばし~胸にかけて黒いネクタイ模様あり
口ばし~目にかけて黒い線模様あり
のあたりに黒丸模様あり

・一枚一枚のは少し四角めの形
・羽の模様は鹿の子~黒と黄土色の縞模様

・首周りと胸、腹側が白い

・足の指は前3本後ろ1本で開く
・両足でぴょんぴょん移動する

【実践】パステルで”夕焼けの中の雀”を描く

準備するもの

トレースでする下書きで準備するもの

・夕焼けの写真(今回はすぐ上の写真使用)

マスキングテープ
(粘着力が弱ければ他のテープでもOK)
ボールペン色付きだと楽)
・Bか2B以上の濃い鉛筆(ここではB6使用)

トレーシングペーパー

…今回はF0サイズ(180×140㎜)の
木製パネルワトソン水彩紙を水張りして
使いました。

木製パネルに紙を水と”水張りテープ”で
貼り付け使います。

木製パネルとは下の写真のような板のことを
言います。
★水張りの方法は下の動画をチェック!


着彩で準備するもの

・ソフトパステル

・パステルペンシル
(ハードパステルやコンテで代用可)

・チャコールペンシル
(木炭でも可、なくてもOK)

・練り消しゴム

・カラーシェーパー(無くてもOK)

パステルという画材とは?種類と特徴、おススメ紹介

【夕焼けの中の雀】さあ、描いてみよう

1【トレーシングペーパーを写真に固定】
最初にトレーシングペーパーを固定します。
マスキングテープを
2、3ヶ所貼り付ければOKです。

2【外枠線をなぞる】
ボールペンで写真をなぞって描きます。

分かりにくい所はトレーシングペーパーを
ペラペラめくりながらやります。

3【写し取り完了】
一通り写し取れました。

4【トレーシングペーパー裏返し】
次はトレーシングペーパーを写真の紙から
剥がして裏返します。

5【なんちゃってカーボン紙づくり】
裏返したトレーシングペーパーの透けた線上
をBよりも濃い鉛筆で黒く塗りつぶします。

トレーシングペーパーを回して塗ると早い
ですよ。鉛筆もこんな手の持ち方で寝かせて
描くと割と楽に塗ることができます。

6【トレーシングペーパーをパネルに固定】
マスキングテープでトレーシングペーパーを
パネルに固定します。トレーシングペーパー
表側が自分の方に向いていますか?

7【パネルに線を写す】
ボールペン線の上をなぞります
色付きだと、どこまでなぞったか分かり易い
です。

8【トレース完了】
写真を写し取りました。
この作業を”トレース”といいます。
うっすらと鉛筆の線で下書きできます。

9【背景色の着彩】
ここから着彩です。
最初は背景を大雑把に色付けしていきます。
赤紫のソフトパステルをカッターで削って
いきます。

”豚毛の筆”でこすってぼかします。

10【夕日の着彩】
夕日を黄色のソフトパステルで色付け、
指でぼかします。

11【葉っぱを描く】
手前の葉っぱを直接ソフトパステルなどで
描きます。

12【カラーシェーパーでぼかす】
紙にしっかり付くように”カラーシェーパー”
という道具でこすり付けます。

13【茎を描く】
逆光で暗く見えるを描きます。
茶のコンテを使っています。

14【雀の一部を描く】
同じ色で、スズメの茶の部分も描きました。

また、カラーシェーパーでぼかします。

15【背景を修正する】
背景の紫の範囲が多すぎるので…。
練り消しゴムでトントンと叩くようにして
拭い消していきます。

16【夕焼けのグラデーション作り(黄)】
夕日の黄色い範囲も、もっと広いので少し
広げます。

17【夕焼けのグラデーション作り(橙)】
次は紫との境目くらいにオレンジ(橙)
ぼかしこみます。

濃すぎたり、違うと思ったら練り消しゴム
で拭います。

18【夕日のハイライト】
夕日そのものは明るくて”白”っぽく見えます。
太陽の部分は白を重ねることにしました。

19【夕日の外枠を描く】
太陽の周りに黄色いリングのような光が
あります。それを描いてぼかします。

20【夕焼けのグラデーション作り(紫)】
背景の暗い部分全体に”紫”をぼかします。

21【雀の白い部分を塗る】
日に陰っているスズメの白い羽毛を、
黄土色で塗りました。

22【雀の細部を描く】
スズメの細かい黒い部分を、
チャコールペンシルで描き込みます。

23【木の陰を描き込む】
枝や葉っぱの暗いもチャコペンで
書き込みしていきます。

24【影の一部に鮮やかな色を使う】
葉っぱの陰には鮮やかなを使いました。
鮮やかですが暗い色なので影の一部に
使うことができます。

鮮やか過ぎて不自然になるので、
後でを足したりして調節します。

25【夕日に照らされた木の葉を描く】
夕日に照らされて光る、葉っぱの淡い黄緑
少し描きます。

26【仕上げの調整】
この辺りから”細部描写”と”仕上げの調整”に
入ります。
絵の下部をもっと暗くしたいので、少しだけ
を使いました。
黒はキツイ印象になりがちなので、
私は他の色を足して調整することが多いです。

27【定着液をかける】
パステルフィキサチーフをスプレーして
完成です~。

28【完成】
完成した作品はこんな感じになりました。
夕日の世界の色合いって綺麗ですね。

額縁の種類/パステル画の保存、額装とは。ラミネート加工も

◆まとめ

・夕焼けの配色は黄色+橙色+赤、赤紫、紫、青のいずれかでグラデーション作り
・黒以外の暗色使いの影は自然な感じになる
・細部の影にはチャコールペンシルやコンテも便利

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Nパステルアーティスト
こんにちは。"N"です。”パステル画を描く”ではパステル画の描き方、パステル画の画材の情報をメインにお伝えしています。 私のパステル画歴は5年くらい。ネット通信でイラスト、デッサンを受講しましたが、殆ど独学で描いています。 個展、グループ展、ネットでの販売歴は少しです。 ほかには猫好きで多頭飼いしてます。自然や旅好き。特に滝を見るとテンションが上がります。旅先でスケッチするのが趣味でもあります。