鉛筆、パステル鉛筆の削り方。サッピツとは?作り方も紹介

    デッサン用の鉛筆やパステル鉛筆は、
    なぜカッターで削るのでしょうか。

    この記事では、
    鉛筆・パステル鉛筆を
    カッターで削る理由や、
    初心者にも分かりやすい削り方
    ご紹介します。

    また、ぼかしに使う
    サッピツ(擦筆)の使い方や削り方、
    作り方、代用品についてもまとめました。

    これからデッサンや
    パステル画を始める方は、
    ぜひ参考にしてみてください。

     

     

    鉛筆・パステル色鉛筆の削り方

    まずは、削る前に用意するものを
    ご紹介します。

    用意するもの

    ①鉛筆・パステル鉛筆

     

    ②よく切れるカッターナイフ
    刃がさびていたり、
    切れ味が落ちていたりする場合は、
    新しい刃に交換しましょう。
    切れない刃は、力が必要になり
    ケガの原因にもなります。

    ③ 削りカスを受ける紙(あると便利)

    チラシや新聞紙、
    ティッシュなどを敷いておくと、
    後片付けが楽になります。

    折り紙のように紙を折って作る
    「どこでもゴミ箱」も便利です。
    作り方は、こちらの記事
    紹介しています。

    パステル鉛筆は、
    削ると細かい粉が飛び散りやすく、
    ゴミ箱の周りが汚れることがあります。

    私は新聞紙を折って
    ゴミ箱にセットし、
    その中で削っています。
    やり方は、こちらの動画
    参考にしてください。

     

     

    鉛筆の削り方

     

     

    デッサンで使う鉛筆の削り方を
    ご紹介します。

     

    鉛筆削りで大まかに削る

    新品の鉛筆を最初から
    カッターナイフだけで削るのは
    大変です。まずは
    鉛筆削りで大まかに削ってから、
    カッターナイフで形を整えましょう。

     

    カッターで全体を4~5cm程度削る

    削る部分4~5センチ図ります。
    カッターは親指で押し出すように削ります。



     

    芯を1cm以上出す

    4~5㎝のうち、芯の部分は1㎝以上出します。

    芯が十分に出ていると、
    鉛筆を寝かせて広い面を使って
    描きやすくなります。
    反対に、削る長さが短いと
    紙との接地面が少なくなり、
    広い面を使って描けません。

    削る部分の長さが短すぎる悪い例

    また、削る部分は
    直線的になるよう整えます。

    傾斜が曲がっている悪い例

    濃い鉛筆ほど芯が柔らかいため、
    無理に長く出そうとすると
    折れてしまうことがあります。
    その場合は、無理をせず
    折れない長さで調整してください。

    最後に、
    カッターナイフやサンドペーパーで
    芯先を整えれば完成です。

     

    サンドペーパーで芯を研ぐ

    サンドペーパーがあれば、 芯先をきれいに整えられます。

     

     

    パステル色鉛筆の削り方

    ここでは、パステル鉛筆を
    カッターナイフで削る方法
    ご紹介します。
    専用の鉛筆削りでうまく削れる場合は、
    そちらを使っても構いません。

     

    全体で1~2cm程度にカッターで削る

    木の部分と芯を合わせて、
    全体で1~2cm程度になるように
    削ります。

    サンドペーパーでパステル鉛筆の芯を研ぐ

    より滑らかな芯先にしたい場合は、
    サンドペーパーで軽く整えます。

    ただし、パステル鉛筆は
    粉がサンドペーパーに付きやすく、
    芯も減りやすいため、
    削りすぎには注意しましょう。

     

    実際の削り方は、
    こちらの動画でもご覧いただけます。

    鉛筆とパステル鉛筆の削り方

     

     

    カッターで削る理由

     

     

    鉛筆デッサンの場合

    デッサンで使う鉛筆は、
    鉛筆削りではなく
    カッターナイフで削ることが
    一般的です。

    理由は、
    鉛筆を寝かせて広い面を塗るため
    芯を長めに出しておくことで、
    紙に対して鉛筆を
    寝かせやすくなります。

    パステル鉛筆の場合

    パステル鉛筆は、
    芯が柔らかいものが多く、
    普通の鉛筆削りでは
    折れてしまうことがあります。
    そのため、
    カッターナイフで削る方法が
    よく使われます。

    一方で、芯が硬めのものや
    専用の鉛筆削りがある場合は、
    鉛筆削りでも問題ありません。

     

    カッターはどれでも良い?

    ダイソーなど
    100円ショップのカッターナイフでも
    問題なく使えます。
    手になじみやすく、
    使いやすいものを選びましょう。

    鉛筆を頻繁に削る場合は、
    刃が汚れたり切れ味が
    落ちたりするため、
    鉛筆専用のカッターを1本用意し、
    替刃も準備しておくと便利です。

     

    替刃は、切れ味のよい
    オルファ製を使っています。
    気になる方は参考にしてみてください。

     
     
     

    鉛筆の形

    鉛筆には六角形や円形、
    三角形がありますが、
    デッサンには
    六角形の鉛筆が一般的
    です。

    鉛筆を寝かせて描くことが多いため、
    個人的にも
    六角形が握りやすく感じます。
    ただ、使いやすければ
    形にこだわる必要はありません。

    デッサン用としては、
    三菱のハイユニがよく使われています。
    ※「ユニ」ではなく「ハイユニ」です。

     

    ※パステル鉛筆は円形が多く、
    カランダッシュは珍しく六角形です。

     

    サッピツ(擦筆)について

    サッピツとは

    サッピツ(擦筆)は、
    鉛筆や木炭、パステルで描いた部分を
    ぼかすために使う
    紙でできた画材です。

    描いた部分を軽くこすったり
    押さえたりすることで、
    自然な濃淡や滑らかなグラデーションを
    作ることができます。

     

    種類

    サッピツには、
    硬いものと柔らかいもの
    があります。

    硬いサッピツは
    太さの種類が豊富で、
    細かい部分から広い面まで
    使い分けられます。

    一方、柔らかいサッピツは
    パステル用として販売されており、
    細めのものが一般的です。

    初心者向けの動画では
    両方使っていましたが、
    個人的には硬いサッピツの方が
    細かい部分もぼかしやすく、
    扱いやすかったです。

    現在は、パステル画では
    綿棒を使うことが多くなりました。

    使い方

    硬いサッピツ、
    柔らかいサッピツともに、
    描いた部分をぼかして
    自然な濃淡を作るために使います。

    最初から多用せず、
    仕上げの段階で
    必要な部分だけ使うと、
    きれいに仕上がります。

     

     

    硬いサッピツの使い方

     

    硬いサッピツは、細かい部分を
    ピンポイントでぼかしたい時に
    便利
    です。
    太さを選べるので、
    ぼかしたい範囲に合わせて
    使い分けることもできます。

    ただし、
    使いすぎると紙の凹凸がつぶれ、
    上から色を
    重ねにくくなることがあります。

    必要な部分だけ使うのがおすすめです。

    細かい描写が多い作品では、
    硬いサッピツの方が
    コントロールしやすいと感じています。

     

    柔らかいサッピツの使い方

     

    柔らかいサッピツは、
    パステルをふんわりと
    ぼかしたい時に向いています。
    やさしくなでるように使うと、
    パステル画らしい
    柔らかな表現ができます。

    ただし、力を入れすぎると
    先がつぶれやすいので、
    軽い力で使うのがおすすめです。

     

     

    作り方

    パステル本を参考に、
    コピー用紙やトレーシングペーパーで
    作ってみましたが、
    私はうまく作れませんでした。

    一方で、写真付きで
    分かりやすく紹介されている作り方を
    見つけたので、
    手作りしたい方は
    ぜひ参考にしてみてください。
    ■ときめきアトリエ/擦筆(さっぴつ)を自作してみました♪
    ■ときめきアトリエ/超極細擦筆(さっぴつ)の作り方♪

     

     

    削り方

    サッピツは柔らかいため、
    きれいに削るのが
    意外と難しい画材です。

    サッピツは
    カッターで削る方法が一般的です。
    ただし、柔らかいサッピツは
    きれいに削るのが難しく、
    私も何度も失敗しました。

     

    一般的な方法
    【画材店おススメの方法】

    切れ味のよい新しい刃に替え、
     刃を少し長めに出します。
     切れない刃では、
     サッピツがつぶれたり、
     きれいに削れなかったり
     することがあります。

    刃の根本をサッピツに当てます。

    刃全体を滑らせるように手前へ引き、
     一度で削ろうとせず、
     少しずつ削ります。

     

    私の方法

    私は柔らかいサッピツは
    カッターでうまく削れなかったため、
    ハサミで形を整えるように
    カットしています。
    一方、硬いサッピツは
    カッターで削っています。

     

    その他の方法

    鉋(かんな)やかつお節削りで
    削る方法や、
    削らずに新しいサッピツへ
    交換するという方法もあります。

     

    代用品

    サッピツの代用品として、
    綿棒があります。

    綿棒なら価格も手ごろで
    すぐ交換できる手軽さがあります。
    軸がしっかりしているもの
    選ぶと扱いやすいです。

    私もよく使いますが、
    細かい部分を
    ピンポイントでぼかすなら、
    サッピツの方が向いています。

    一方で、
    綿棒は広めにぼかしたり、
    色を少しだけ抜いたりする時に
    便利です。

     

     

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    今回は、
    鉛筆・パステル鉛筆の削り方や、
    サッピツの使い方・削り方について
    ご紹介しました。

    鉛筆や柔らかい芯のパステル鉛筆は、
    カッターで削ることで
    描きやすくなります。

    また、サッピツは
    細かい部分をぼかしたい時に
    便利な道具です。

    最初は少し難しく感じるかもしれませんが、
    何本か削っているうちに
    少しずつコツがつかめてきます。

    ぜひ、ご自分に合った削り方や
    道具を見つけてみてください。

     

     

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